1. TOP>
  2. Diary>
  3. 2015 秋のデザイン祭り私的案内(10/24更新)

Diary

2015 秋のデザイン祭り私的案内(10/24更新)

2015年10月20日 

L1252648
“KARIMOKU NEW STANDARD Exhibition in collaboration with TANK” . 10月28日まで代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて。
会場構成は設計施工会社「TANK」が務める。クリスチャン・ハース、BIG-GAMEの新作が披露されている。
T-SITEでは、代官山デザインデパートメントが開催中。ショップでの開催らしく、ほとんどの展示作品は実際に購入することができる。このダイアリーでもおなじみのデザイナー、野本哲平くんのコーナーも。

L1252610
2015年10月23日再訪。

L1252363

毎年恒例の秋のデザイン祭り。今年のトピックスを独自の視点でセレクトしてお届け。

まずは、毎年六本木トーキョーミッドタウンで開催される「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH」。9回目となる今年は「つながるデザイン」をテーマに、ものに触れ感じる五感という感性をつなげる仕掛けを会場全体に散りばめるという。
毎年芝生広場で開催される大規模な屋外展示。今年は建築家の隈研吾をディレクターに迎え、同じかたちをした大小さまざまなつみきが、芝生広場にユニークなランドスケープをつくり出す「つみきのひろば」が登場(開催中〜11月3日)。
参加するクリエイターはガーデナー、プロダクトデザイナー、美術家、建築家たち。
ゲートやトンネルをくぐったり、つみきの山にのもぼったり、実際に国産の杉材でつくったつみきで遊ぶ広場も登場。大空のもと、子どもから大人まで心おきなく楽しめる。
また、多彩なスピーカーを迎えて青空のもとでおこなわれる、六本木未来会議による「森の学校」(10月17日、18日、24日)、深澤直人、ジャスパー・モリソン、コンスタンティン・グルチッチら当代きっての巨匠デザイナーらによる、小屋をテーマに新しい暮らしを提案する「MUJI HUT」(10月30日〜11月3日)も見逃せない。
アトリウムでは今年も「Salone in Roppongi」(開催中〜10月25日)が開催。今年は建築家の中村拓志がフィーチャーされる。

ここからは、会期前につき写真は昨年以前のものになるが、デザイナーズウィーク期間中に東京という街全体のさまざまなエリアで開催されるイベントを紹介したい。

L1120070

L1120077

北青山にあるイタリアの家具ブランド「MAGIS東京ショールーム」では、昨年、プロダクトデザイナー藤城成貴が会場構成を手がけたフランス人デザインDuo、ロナン&エルワン・ブルレックの新作が発表され注目を集めたが、今年も昨年に引き続き注目のデザイナーによる新作エキシビションが行なわれる。
今年フィーチャーされるデザイナーは日本を代表する世界的デザイナー、深澤直人。エキシビション「Objects by MAGIS」では、今年のミラノサローネで話題となった深澤直人の新作コレクション「Substance」発表されるというから注目したい。

「Objects by MAGIS」
会期:10月24日~11月7日(土)
時間:10:30~19:00
MAGIS東京ショールーム
東京都港区北青山1-2-3 青山ビル1F
tel.03-3405-6050
入場無料

L1252621

L1252614
イタリア・ミラノ在住のデザイナー、大城健作の作品。高い実用性とクオリティと美しさ。

東京タワーを背に、芝の増上寺では今年も「ANY Tokyo」が開催される。国内外の注目の次世代デザイナーや企業が参加するデザインのエキシビションで今年で3回目となる。インテリア、ファッション、デザイン、建築、ロボティクス分野における実力派デザイナー、デザインスタジオやラボが参加。600年の歴史をもつ場所で堂々たる規模での開催は、毎秋の東京で刺激的なデザインに触れる場として定着したといってもいいだろう。今年も国内外16組の参加が予定されている。

「ANY Tokyo」
会期:10月24日~11月3日(火・祝)
時間:11:00~20:00
増上寺 光摂殿
東京都港区芝公園4-7-35
入場無料

L1120120

昨年、代官山で開催された「SHOW CASE」は、今年は表参道ヒルズに場所を移し、今年も開催される。
展示される作品のクオリティの高さはもちろん、社会におけるデザインのポジションを意識した明確なコンセプトがSHOW CASEの持ち味。スイス、日本、台湾の3つの国のデザイナーの作品を国別に展示した昨年から、今年は日本人クリエイターにフォーカスして12組のデザイナー、アーティスト、建築家、写真家らの作品を発表するという。

「SHOWCASE 2015」

会期:11月1日~11月3日(火・祝)
時間:11:00~20:00
表参道ヒルズ本館B3 スペースオー
東京都渋谷区神宮前
入場料:1,000円

12094836_901085716640323_6246236715861465886_o

建築家やデザイナーのスタジオを公開して行なわれるエキシビションとして注目を集めるのが「how studio」。昨年までの中目黒周辺エリアのデザイナーたちのスタジオから、今年はエリアを拡大して、北青山のS&O DESIGN、桜ヶ丘のSUPPOSE DESIGN OFFICE、原宿のWonderwall、スキーマ建築計画、角田陽太、鈴木啓太のスタジオ、計6組の建築家やデザイナーのアトリエが公開される。リアルな創作の現場を目撃したい。

「how studio 2015」
会期:10月31日〜11月3日(火・祝)
会場・会期はそれぞれのスタジオによって異なる。

L1252362

デザインウィークとは関連はないが、東京ミッドタウン内、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」にも注目したい。
フランク・ゲーリーは、「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」、「ウォルト・ディズニーコンサートホール」などの建築で知られる世界的巨匠建築家。本展はフランク・ゲーリーという人物に焦点をあてながら、その作品と人を紹介する。展覧会ディレクターは新進気鋭の建築家・田根剛が担当。ゲーリーにとって日本では初となる大規模なエキシビジョンということで、先頃行なわれた展覧会オープニングでは86歳になるゲーリーも元気な姿を見せていた。

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」
会期:開催中〜2016年2月7日
時間:10:00~19:00
21_21 DESIGN SIGHT
入場料:一般1,000円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

L1252371

ゲーリーの個展は表参道にあるエスパス・ルイ・ヴィトンでも開催中だ。こちらはゲーリーが設計し、2014年秋に完成したLVMHのCEOベルナール・アルノーの提唱により設立されたアート機関の拠点となる文化芸術複合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン – ルイ・ヴィトン ファウンデーション」に焦点をあてたもの。パリ・ブローニュの森の北部にあるアクリマタシオン庭園内の10,000平方メートルの敷地に建設された「ルイ・ヴィトン ファウンデーション」は、ひとつとして同じ形のない3,600枚のガラス板によって構成された12枚の帆に覆われた「巨大なヨット」のような建築。ベルナール・アルノーのパーマネントコレクションを中心に、年に2回の企画展を開催する美術館、音楽のイベントも開催されるアートセンターだ。

どちらの展示も、偉大な建築家であると同時になにより魅力的な1人の人間として伝える内容で好感がもてる。

「フランク・ゲーリー/ Frank Gehry パリ – フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展」
会期:開催中〜2016年1月31日
エスパス ルイ・ヴィトン東京
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
入場無料

12068958_901166523298909_7727235781827445089_o

L1252531

また、AXIS GALLERYではインダストリアルデザイン界の鬼才・清水久和(S &O DESIGN)がそのデザイン手法の手の内の一端をあかす「愛のコンティニュアスデザイン展」(10月31日〜11月8日)、イーストトーキョーエリアにある「Blue Bottle Coffee 清澄白河ロースタリー&カフェ」では、建築家の長坂常がディレクションを手がけるVitraの新作家具ロナン&エルワン・ブルレックによるベルヴィルチェア体験と、色をグレーに統一したVitaraの家具コレクションが見られる「Vitra × Blue Bottle Coffee」(開催中〜11月23日)、丸の内のハーマンミラーストア「アレキサンダー・ジラード展 – 彼の独創的なビジョンが生み出した世界」(10月24日〜11月7日)も忘れずに。

今年の秋も、東京の街歩きとともに今を感じることのできる最新のデザインを体験してみていただきたい。

追記:
10/22(thu)
L1252575 - バージョン 2
MARUNIxALESSI EXHIBITION “LIVING DESIGN(生きている家)”
MARUNI×ALESSI× etc…、日本×イタリア、魅力的な家具とハウスウェア。それらをミックスするスタイリストの作原文子さんの空間構成も素敵でした。
マルニ東京にて。東京都中央区東日本橋 3-6-13

« 9月 2015年10月 11月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

Authors

加藤 孝司加藤 孝司
水島 七恵水島 七恵
野本 哲平野本 哲平