1. TOP>
  2. Diary>
  3. 北越の小京都より

Diary

北越の小京都より

2014年11月25日 

写真 1*

恥ずかしながら、加茂が「北越の小京都」だと言うことを最近知った。

新潟県加茂市。この街を含む新潟県中越地方は、一般的には日本有数の繊維やニット、織物が盛んな地域として知られている。加茂は私の母の故郷であり、大好きな祖母の家がある街のため、私は幼い頃からこの街によく訪れていた。やがて月日が経ち、大人になった私が東京で仕事をするようになってからは、加茂との関係も様変わりして、年に一度、お盆の季節に祖父母のお墓参りに立ち寄るというのが、大切な習慣として残っていた。

そんな加茂に、今年はお盆をのぞいてすでに3度も訪れている。きっかけは加茂市出身の3名のデザイナーによって運営されているアパレルブランドALOYE(http://aloye.jp/)との出会いがはじまりだった。

幼い頃から自分たちの故郷が繊維の町だということを、日々体感しながら暮らしてきたALOYEのメンバーは、今季、様々な縁に導かれて、加茂市発のファクトリーブランドG.F.G.S.(http://www.gfgs.net/)とコラボレーションアイテムを発表した。そのアイテムを生産するに至った背景、そしてG.F.G.S.というブランドを紹介するための記事を、私は書かせていただいた。

・ALOYE × G.F.G.S. http://aloye.jp/news/aloye-gfgs
・雑誌「PAPER SKY」とのトリプルコラボレーションも。 http://www.papersky.jp/2014/08/01/aloye/

この記事がご縁で、G.F.G.S.が発行している「G.F.G.S. MAGAZINE」のvol.02の制作に関わられていただくこととなり、さらにG.F.G.S.の新しいプロジェクトに編集者として関わらせていただくことに。その打ち合わせも兼ねて、ここ最近、G.F.G.S.ラボに訪れる機会に数度恵まれていた。

写真 3

加茂市駅前商店街。地元に愛され続ける老舗パン屋「千代田ベーカリー」の上に、G.F.G.S.は、事務所であり、ショップであり、工程の一部を担う工場でもある「ラボ」(写真上)を構えている。いつ訪れてもアットホームなこの場所で、毎日、完全受注生産の1点1点手づくりされた、上質なオリジナルカットソーが生まれている。そのカットソーを通じて、G.F.G.S.代表の小柳雄一郎さんは、ファッションという枠組みにとらわれない、様々な文化を発信していた。

その小柳さんの発想に共感を覚えた市内、市外のクリエイターたちが、このラボに訪れ、日々新しい試みが企てられている。私自身、その企てに参加したひとりでもある。

つい先日ラボに訪れた際は、その新しいプロジェクトの打ち合わせのほか、「G.F.G.S. MAGAZINE」vol.02の制作にまつわるトークショーが、ヒッコリースリートラベラーズ(http://www.h03tr.com/)のショップにて行われるとのことで、久しぶりにショップがあり、新潟の中心地でもある古町(新潟市)を訪れた。

写真 2

道中、オープン仕立ての「THE COFFEE TABLE」さんにて、コーヒーブレイク。https://www.facebook.com/THECOFFEETABLE.1984

いろんな面で、想いとこだわりが行き届いた素敵なお店でした。もちろん、コーヒーも美味!

写真 5

新潟市上古町で活動するクリエイト集団「ヒッコリースリートラベラーズ」のショップへ到着。新潟の文化を作る、担う重要集団。そんな彼らのショップでは、G.F.G.S.の受注会も行われていた。

写真 1

写真 2

目的のトークショーには、マガジンの出演者日本初の劇場専属舞踊団、Noism副芸術監督兼ダンサー井関佐和子さんを始め、マガジンのデザインに携わったデザイナー村手景子さん、加藤歩美さん、高橋徹さん、(そして私まで…)が出演。表層ではなく、それぞれの立場からの本音が聞けて、とても興味深かった。本音が出るということは、信頼があるということ。それを体感できたことが良かった。これから本格的に制作がスタートするG.F.G.S.プロジェクト。自分の役割を強く認識して、しっかり貢献したいと改めて想う。

そして自分を育ててくれた故郷で、仕事ができる喜びを噛み締めている。

« 10月 2014年11月 12月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

Authors

加藤 孝司加藤 孝司
水島 七恵水島 七恵
野本 哲平野本 哲平