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Diary

ライカのニューカメラ

2014年10月05日 

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ドイツ ケルンで2年に一度開催される世界最大のカメラ・映像機器の見本市「フォトキナ 2014」で、ドイツの老舗カメラメーカー、ライカカメラAGは、これまでで最大規模の展示をおこない、新作M型カメラなど多数の機種を発表した。
先ごろ、その日本での報告会が本国ライカカメラAGからHelmut Heier氏を招き行なわれた。

なかでも個人的に注目したのが、ライカMカメラ60周年を記念したライカM Edition 60「ライカM-A(Typ 127)」。世界600台限定で、デジタルカメラでありながら背面に撮影済みの写真を確認するための液晶画面がついていない。
ピントを合わせ、シャッタースピード及びレンズの絞りを設定し、シャッターを押す。撮影画像の記録フォーマットはRAW画像データDNG形式のみ。写真を撮影するというピュアな機能に特化したデジタルカメラである。
背面ボディには液晶画面ではなく、フィルムカメラにみられるような感度設定のダイヤルが鎮座。これもそれも、どこまでも良い写真を撮影することに集中させるための”機能”と思えば、うなずけるスペックだ。

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カメラボディの底部は往年のフィルムカメラのフィルム交換を思わせる、着脱式。そこに装着されるのはフィルムではなく、現代のデジタルカメラらしく、SDカードと大容量バッテリーだ。

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カメラボディの”軍艦部”には、ライカカメラの重厚感を漂わす刻印が施されるのも、ライカMの特徴だ。

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ステンレス削りだしの金属感のあるボディがカッコいい。ライカM Edition 60はその基本デザインをアウディ社が行なったという。ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.レンズのセットで販売される。

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こちらのカメラは「ライカM-P」ブラックボディ。ライカM全般にいえることだが、巨大な一眼レフカメラと比べて、女性の小さな手のひらの中にもしっかりと収まるコンパクトなボディサイズがよい。
ボディの裏には、デジタルカメラならではの液晶画面がつく。昔ながらフィルムカメラ然としたたたずまいに、現代のハイテクの象徴のひとつである液晶画面があることに、いまだに心地よい違和感がある。それはどこまでもライカMデジタルカメラは、フィルムからデジタルにそのカメラといフォーマットが変わっても、誰もがカメラといってその姿を思い浮かべるカメラの原型ともいえる形をしている。

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デジタル全盛の時代に、ライカは2014年の新作モデルとして、35mm判フィルムカメラ「LEICA M-A(Type 127)」を発表した。露出計なしのバッテリーを一切しようしない完全機械式フィルムカメラで、使い込んで自分の体の一部にすれば、デジタルカメラよりスピーディーな撮影が可能。往年のフィルムのライカMの初代であり名機といわれるM3を思わせるクラシカルなフィルム巻き上げノブと、シャッタースピードダイヤル、そして筆記体のライカロゴがライカMのプライドを感じさせる。

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ライカMは、全てレンズ交換式となっている。フォトキナ2014でも、デジタル時代にフィットする現代性をもったレンズが各種発表された。ライカのカメラはまたレンズの性能がとにかく素晴らしい。とくに被写界深度の浅いF値1.4のズミルックスM 50mm/f1.4は、ナチュラルに滲むような前後のボケと、シャープなピント部のコントラストが美しいレンズだ。

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ぼくが数年来愛用しているライカのM型のデジタルレンジファインダーカメラ「ライカM8.2」。使い込むほどにボディを覆うブラックペイントが剥がれ落ち、地の真鍮が剥き出しになってくる。好みもあるが、使うほどにボロくならずに味がでるM型ライカの魅力にハマっている。

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Authors

加藤 孝司加藤 孝司
水島 七恵水島 七恵
野本 哲平野本 哲平